こんにちは、げんまるです。
今回は僕も最近始めた投資についての記事です。
新型コロナウイルスの影響により5割の方が収入が下がったといいます。僕も含まれます…。
この新型コロナウイルスをきっかけに投資用口座の開設が多くなったというニュースを聞きました。
資産運用を始めてみたいけど、何から始めたら良いのかわからない。損をしたら嫌だ…。
今だからこそ資産運用に将来に備えておくことをおすすめしています。
この記事では初心者にオススメしたい資産運用をご紹介していきます。
投資信託
初心者に1番おすすめな資産運用は「投資信託」です。
投資信託では、投資家から集めたお金を運用のプロである「ファンドマネージャー」が投資のために運用します。
投資家たちは、ファンドマネージャーが利益を得た場合には配当金を受け取ることができますが。価格が変動する金融商品を扱っているため自分が投資した元本保証はありません。
投資信託は、以下の4つの理由から初心者におすすめです。
・小額の資金からOK
・運用のプロに任せることが可能
・選択肢が豊富である
リスクの分散が可能
先ほども説明した通り、投資ではリスクを分散させることが大切です。投資信託では1つの投資先ではなく、
- 株
- 債権
- 不動産
- 資産
などの複数の投資先を運用に組み入れているため、リスクを分散することができます。
また、商品選びや銘柄選びも全てファンドマネージャーが行ってくれるので、初心者の方でも安心です。
●少額の資金から可能
投資をするには、ある程度のお金を準備する必要があります。
しかし投資信託では、投資家から集めたお金をまとめて運用してくれるため、1人の投資額が少なくても複数の投資先へ投資することが可能です。
●選択肢が豊富にある
投資信託は大きく分けると、
- 株式投資信託
- 公社債投資信託
の2つに分けることができます。
「株式投資信託」では株式を組み入れた運用がされている一方、「公社債投資信託」では一切株式が組み込まれていない運用です。
他にも分類方法がたくさんあり、
- 購入可能期間
- 投資する地域
- 投資対象
によっても細かく分類することが可能。選択肢が多いので、自分の目的にあった投資信託を選ぶことができます。
●運用のプロに任せることが可能
投資信託では運用のプロであるファンドマネージャーが、投資先選びから取引までを全て代わりに行ってくれます。
そのため「投資に必要な知識はないけれど始めてみたい!」という初心者の方にはぴったりです。
投資信託の種類を選んだ後は、運用報告書で銘柄やパフォーマンスの確認をするだけでもOK。
時間がない方でも、資産運用することができます。
●投資信託のリスク
投資信託にはメリットがあるぶん、以下のリスクもあります。
・コストがかかる
●元本保証がない
投資信託は価格が変動する商品を投資対象としているため、元本より値下がりしてしまったり、投資先の倒産などのリスクが考えられます。
そのため、元本保証がなく損失を被る場合があることも覚えておきましょう。
また、海外と取引している投資信託は為替変動リスクやカントリーリスクも考えられます。
カントリーリスクとは
外国の経済的要因・政治的要因・社会情勢などによって損失を受けること。
特に新興国では、高い経済成長を期待できるが不安定であるため、カントリーリスクは高いです。
●コストがかかる
投資信託は、ファンドマネージャーに投資を依頼するため手数料がかかります。
手数料は投資信託ごとに異なるため、申し込む前にきちんと確認しましょう!
株式投資
株式投資は、株式会社が資金を調達するために行われる投資方法です。
株を購入した人は、株主と呼ばれ配当金の受け取りや株主優待を受けることができるようになります。
株式投資が初心者におすすめな理由は以下の通りです。
株式投資がおすすめな理由
・多くの投資先から選ぶことができる
●少ない資金でも投資が可能&優待を受けれる
株式投資には、多額の資金がないと始めることができないと考えている方も多いかもしれません。
しかし、実際には少ない資金でも投資をすることが可能なのです。中には、投資をするだけでなく数万円で株主優待を受けることができる企業もあります。
株主優待では、グルメや食事券など誰でも使いやすいものが人気を集めています。気になる方は、株主優待で銘柄を選んでみましょう!
多くの投資先から選ぶことができる
株式投資では、投資する企業をひとつずつ自分で選ぶことができます。そのため、サービスや商品を見極めて投資するかどうかを検討することが可能なのです。
上場企業は約3800もあるため馴染み深い企業の株を購入することができる!
一見「初心者には難しそう…」と感じるかもしれませんが、始めは自分が好きな企業や株主優待目当てで株を購入してみましょう。
●株式投資のリスク
株式投資のリスクは以下の通りです。
・為替変動リスク・カントリーリスク(外国株式の場合)
・投資先が倒産する可能性がある
また、外国の株式を購入した場合には為替によるリスクやカントリーリスクも関わってくるため注意が必要です。
●価格変動商品のため値下がりリスクがある
株式投資では、買った株が値下がりしてしまうと損失が発生してしまいます。いわゆる「元本割れ」のリスクです。
株価は常に変動しているため、買った株が値下がりし購入時より安い値段でしか売ることができないといったリスクが発生してしまうため注意が必要です。
●為替変動リスク・カントリーリスク(外国株式の場合)
外国株式を購入した場合、投資信託と同様に為替変動リスクやカントリーリスクが考えられます。
カントリーリスクとは
外国の経済的要因・政治的要因・社会情勢などによって損失を受けること。
これらのリスクに対応するためにも、1つの株式を一度に買うのではなくタイミングを分けたり複数の会社の株式を購入することが重要です。
●投資先が倒産する可能性がある
株式投資では、投資した企業が倒産してしまうと最悪の場合株式の価値がゼロになってしまいます。
株式の価値がゼロになってしまうと、その企業に投資したお金は返ってこなくなってしまうため分散投資を心がけることが重要です。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCoとは、個人型確定拠出年金のことを指します。
つまり、自分で老後の準備のために作る年金制度のことです。老後の生活をゆとりのあるものにするためには、やはり多くの資金が必要になります。
公的年金だけでは、全てを賄うことは難しいのです。また、iDeCoを使うと節税対策にもなるため今ますます注目されています。
iDeCoが初心者におすすめな理由は以下の通りです。
iDeCoがおすすめな理由
・節税対策になる
●誰でもiDeCoに加入することが可能
iDeCoへの加入条件は以下の通りです。
iDeCo加入条件
・公的年金に加入している
iDeCoは、公的年金だけでは将来が不安な人のために誕生したものです。そのため、公的年金に加入していない人はiDeCoに加入することができなくなっています。
また、60歳未満であればほとんどの職種の人が加入することが可能です。雇用形態にも制限がないため、老後の備として多くの人が活用しています。
iDeCoは派遣社員やアルバイトなどの非正規社員の方も加入可能!
●節税対策になる
iDeCoでは、以下の3つの段階で節税優遇を受けることができます。
iDeCoの節税タイミング
- 積立時
- 運用時
- 受取時
積立時には、「所得税」と「住民税」が軽減されます。
掛金全額が所得控除の対象となるため、「年末調整」か「確定申告」で忘れずに手続きしましょう。
また、運用時には運用利益が非課税になるため投資信託で運用する場合にかかる税金(20.315%)を節税することができます。
さらに、受取時には60歳以降だとどのような受け取り方法を選択しても税金がかからないため節税面に関してはiDeCoの最大のメリットと言えるでしょう。
●iDeCoのリスク
iDeCoでは以下の点がリスクとして考えられます。
・選ぶ運用商品によって元本割れしてしまう可能性がある
・手数料がかかる
iDeCoは、自分で運用商品を指定する必要があるため選ぶものによっては損失になってしまうことがあります。
リスクを避けた運用商品を選ぶことも可能ですが、手数料がかかってしまうことも忘れてはいけません。
ここからは、iDeCoを利用する上で考えられるリスクについて説明します。
●原則60歳まで引き出せない
iDeCoは年金の一種であるため、積み立てた資金は原則60歳になるまで引き出すことができません。
そのため、儲かってもすぐに引き出すことができない点には注意が必要です。
iDeCoを中途解約するには厳格な要件をクリアする必要がある!
ただ、すぐに現金化できないということはメリットとも考えられます。強制的に長期投資ができる上に、途中で投げ出してしまう心配もありません。
冒頭でも説明した通り、長期投資を選ぶことでリスクを小さくすることが可能です。
●選ぶ運用商品によって元本割れしてしまう可能性がある
iDeCoでは、どの運用商品に投資をするかの決定権は全て加入者が持っています。
そのため、運用のリスクは加入者であるみなさんが負うことになるため注意が必要です。
元本割れの可能性もゼロではない!
しかし、iDeCoで扱われている運用商品は分散投資されているものが多いためリスクも抑えられているものが多くそこまでリスクを恐る必要はありません。
どうしても元本割れをしたくない場合にはiDeCoを諦めるべきでしょうか?
iDeCoには、定期預金や保険のみを運用する「元本確保型商品」が用意されているため諦める必要はありません。
しかし、「元本確保型商品」では大きく資産を増やすことはできません。
REIT(不動産投資信託)
初心者の方には「REIT(リート)」もおすすめです。
REITとは
不動産に特化した投資信託のこと。
不動産投資に興味があっても「初期コストが高そう」と、なかなか一歩を踏み出せない方も多いでしょう。
REITでは、複数の不動産に少しずつ投資できることに加えて、知識が必要な選定などはプロが行ってくれるため初心者の方にもおすすめです。
REITのメリットは、以下の通りです。
REITがおすすめな理由
・プロに任せることができる
・少ない金額からOK
・分散投資が可能
●高い分配金を得ることが可能
REITでは投資法人という形態をとっているため、高い分配金が特徴になっています。
投資法人とは
集めた資金を株式や債券、不動産に運用し投資家に配当金にして換言している株式会社のこと。
投資法人は利益の90%以上を分配することで法人税を払う必要がなくなるため、結果として分配金が株式などに比べて高くなるのです。
不動産は「いい物件」を選ぶことができれば長期で安定した収入が期待できるので、他の投資よりも高水準な配当金を得ることができることは最大のメリットだと言えます。
●プロに任せることができる
不動産投資は、安定しており利回りが高水準なことがメリットですが、不動産の選定や売買にはやはり専門的な知識が必要です。
利回りとは
投資金額に対する収益の割合のこと。
REITも投資信託と同様に、運用のプロに不動産の選定から任せることができるため、複雑な手続きは全てプロに任せることができます。
●少ない金額からOK
REITでも投資信託と同様に、少ない金額から始めることができます。
実際に、自分だけで不動産投資をしようと思うと、それなりのまとまったお金が必要です。
なので初心者には少しハードルが高く感じられますが、REITでは数万円単位から投資が可能なため始めやすいことが特徴です。
小額なので売買がしやすいことも、メリットとして挙げられます。
●分散投資が可能
REITは複数の不動産に小額ずつ投資することができるため、リスクを分散させることができます。
不動産は投資額が大きいため、複数保有し分散投資を行うことは難しいですがREITでは可能です。
そのため、投資先の1つの不動産で空室が発生してしまったり、下落してしまったとしても他の不動産でリスクを抑えることができます。
また、不動産が複数あるだけでなく広範囲の地域で様々な用途の不動産に投資しているためリスクを分散させやすいです。
REIT(不動産投資信託)リスク
REIT(リート)にはどのようなリスクがあるのでしょうか?
以下の5つのリスクが考えられます。
REITリスク
・自然災害のリスク
・投資法人の倒産リスク
●実物の不動産を所有できない
REITにいくら投資しても、分散投資されてしまうため実物の不動産を所有することはできません。
実物不動産投資をした場合には、自分で所有することが可能なため状況に応じてはそこに住むこともできますがREITでは不可能です。
●投資法人の倒産リスク
投資法人も、一般の企業と同様に倒産してしまう可能性があります。
倒産してしまった場合には、不動産を売却し投資家へ投資金が返ってくることもありますが全額帰ってくる保証はありません。
●自然災害のリスク
REITは不動産への投資のため、自然災害などにより不動産の価値が下がってしまうと分配金が減少してしまうリスクがあります。
また、相場の変動も激しく金利の影響も受けることがあるでしょう。
債券投資
最後にご紹介する資産運用は、債券投資です。
債券投資は「ローリスク・ローリターン」の資産運用です。リスクはどうしても避けたいという方にぴったりの投資方法のため紹介しています。
債券とは、国や企業などが資金を集めるために発行する有価証券のことを指します。
特に国が発行している国債の場合には、国が潰れない限り元本が保証されるため「絶対に元本より減りたくない」という方にはおすすめです。
利払日に利息が支払われ、投資家に元本が戻ってくる償還日には、額面金額が払い戻されます。
額面金額とは
債券を購入する時の単位金額のこと。
【例】額面金額が10万円で額面金額が100円当たり100.5円の債券を購入する時に必要な金額は?
10万÷100×100.5=10万500円
よって償還日には額面金額の10万円が返還される。
債権は有価証券であるため償還日を待たなくても売却することが可能ですが、その場合元本割れのリスクがあることも忘れててはいけません。
債券投資が初心者におすすめの理由は以下の通りです。
債券投資がおすすめな理由
・手軽&低リスク
・利益の計算が簡単
・売却益を狙える
●預金よりも高金利
債券投資は、銀行よりも金利が高く設定されています。
現在は超低金利な世の中であるため、銀行に預金をしているだけでは資産運用することは不可能です。
一方で債券投資では、個人向け国債の下限金利が0.05%と、銀行の金利より遥かに高い金利が設定されています。
銀行預金より、リスクはあるものの大きな利益を得ることが可能であることは間違いありません。
●手軽&低リスク
債券投資は株式投資に比べ、専門知識がなくても手軽に投資することができるというメリットがあります。
株式投資をするためには、投資先について詳しく調べる必要があり初心者には難易度が高く、専門的な知識も必要です。
その一方で債券投資では、投資先を決定してしまえば保有しているだけで利益を得ることができます。
また、債券投資は発行時に定められた利息が支払われることに加え、発光体の経営悪化や倒産をしない限りは元本が戻ってくるため低リスクです。
株式と比べて安定した値動きが特徴なため、発光体の安全を見極めることが重要になってきます。
●利益の計算が簡単
債券投資では、簡単に利益の計算をすることができます。
株式投資では、値上がりのタイミングなどを完全に予想することは不可能です。
しかし、債券投資では「償還期間」と「利率」が決まっているので、自分が得ることのできる利益の計算を比較的簡単に行うことができます。
そのため、特に固定金利の債券であれば初心者の方であっても今後の計画を立てやすいです。
●売却益を狙える
債券では、売却益を狙うことも可能です。
債券は償還日まで保有し額面価格を受け取るだけでなく、償還日前に売買することも可能です。
では、どのようにして売却益を狙うのでしょうか?
売却益は、自分が債券を買った時よりも高い値段で取引をされている時に、債券を売ることで手に入れることができます。
ただ、この時の注意として市場の状況によっては元本割れをする可能性もあることを覚えておくことが重要です。
初心者の方には少し難易度が高いかもしれませんが、慣れて余裕ができたら挑戦してみてもいいでしょう。
個人向け国債は売買不可能なので注意しましょう。
債券投資のリスク
債券投資にも、もちろんリスクは存在します。債券投資で考えられるリスクは、以下の通りです。
債券投資リスク
・価格変動リスク
●信用リスク
国が発行体である国債では考えづらいですが、企業が発行体である社債では、購入前に信用リスクについて考える必要があるでしょう。
もし投資先が倒産してしまうと、利息だけでなく元本も返ってこなくなることもあります。
確かに、債券投資は手軽に利用できますが、債券選びは手を抜かずにしっかりと調べましょう。
●価格変動リスク
株式に比べて安定しているものの、市場で取引できる債券も価格が変動しています。
そのため、売却益を狙って償還日の前に売却しても、自分が購入した時の価格より下がっている可能性があるため注意が必要です。
また外国の債券を購入している場合には、為替ルートが変わっていることによるリスクも考えられます。
初心者が資産運用を始めるときのおすすめ方法
株や投資信託の売買をするときは、証券会社に仲介役となってもらい取引を行います。
今回紹介した資産運用を始めるには、証券口座の開設が必要!!!
そのため資産運用を始めるには、まず証券会社で証券口座を開設しましょう。
証券口座とは
証券口座にお金が入っていれば、自分の好きなタイミングでお金を投資に回すことが可能です。
まとめ
如何でしたでしょうか?
今回は「初心者にオススメしたい資産運用方法」を5つにまとめてみました。
年金2000万円問題もありますので早いうちに資産運用をしていきたいものですよね。
げんまるも地道に投資の勉強をしていきたいと思います!
では今回はこのあたりで失礼いたします。